車検を切らせてしまったZX-14Rをお引き取りし、
車検を受けに行ってきました。
このZX-14Rには政府認証モデルのビートナサート(フルエキゾースト)が装着されており、
検査をパスするためにはCO、HC、排気音量が基準値以下であることに加え、
“自動車排出ガス試験結果証明書”が必要になるのですが、
オーナー様がきちんと書類をお持ちだった為、その点は問題ありませんでした。が、、、
本当に政府認証?レベルのいい音がしていたので、BCSのピットにて測定したところ、
ギリギリOK~ギリギリNGと言う怪しい状態でしたが、
音量は無事に通過できました。
しかし光軸で落ちてしまい、調整して無事終了となりました。
さすがは政府認証モデルですね。笑
お次も車検切れ(長期)のイントルーダー400の車検ご依頼です。
この車両も引き取りにお伺いしたのですが、
かなりの爆音だった為、オーナー様と相談して、中古で純正マフラーを調達して検査を受ける事になりました。
ガソリンも“数年モノ”だそうで、排ガス検査を考慮し、ガソリンの入れ換えも行う事に。
ピットに持ち帰り、音量が気になったので試しに測定したところ、
アイドリングでも基準値オーバー(;o;)
ノーマルマフラーが到着し、取り付け、その他整備まで済ませて検査に行ったのですが、
・ブレーキ総和不足
・光量不足
・HC濃度超過
と、まかさのトリプルパンチだったのですが
ブレーキはテスターとの相性の問題のようで、検査官が車輪ロックを確認したと言うことでOKをいただき
HCと光量はあの手この手を使い、ラストチャンスで無事合格となりました。
調整時に気付いたのですが、ヘッドライトが社外品だったため、軸がバラけ光量不足になっていたようです。
かなり苦労しましたが、オーナー様に喜んでいただけたようで、苦労が報われました。(^^)
この時期
暖かくなってきて久しぶりに乗ろうと思ったらエンジンがかからない…
気が付いたら車検が切れていた…
と言う事もあるかと思います。(私もよく切らせます…)
そのまま放置してしまうと、
燃料系統が詰まったり…
タンクが錆びたり…
色々出費に繋がりますので、早目車検をし、維持管理のためにも乗ってあげることをオススメいたします☆